きおろし きもの教室                            ブログ


猛暑と着物

暑いです・・・(*_*)。

毎日毎日この言葉ばかり耳に入って来ますね。

言っても状況は変わらないワケですが、つい口から出て来ます。

 

着物の方では、7月・8月は「薄物(うすもの)」といって、透け感のある着物を着ます。

着る人だけでなく、見る人にも涼しさを感じさせます。

先日お茶の先生は、京都のお茶会に着物で参加されました。

気温は38℃!薄物と言っても、さすがに汗びっしょりだったようです。

 

着物をよく着る人でも、一年で一番暑いこの時期のために着物をあつらえようとする方は、そんなに多くはないかもしれませんね。

少し前のブログにも書きましたが、今度一緒にお茶名をいただく方が、「引次式」に着る盛夏の着物をお持ちで無いので、

先生のお宅に単衣の着物を持参して、そこで着替えてから行うことになりました。

本来ならば、盛夏の生地で紋のついた着物に袋帯で臨みます。

 

先日着付けの依頼がありました。

8月上旬のお琴の発表会に着物を着られるのですが、今回は二回目です。

前回は冬でしたが、こんなに暑い時期は初めてとのことで、お琴の先生にお尋ねになったところ、

「透けない着物で」と言われたとのことで、こちらでの打ち合わせの際に単衣の着物をご用意されてお持ちになりました。

外を歩かれるのではないですが、やはりちょっと暑いかもしれませんね。

「薄物」の着物は着用時期も短いですし、慣れない方にはちょっとハードルが高いのかも知れません。

  

私が今の季節一番好きなのは麻の着物。

肌につかず軽くて、何と言っても自宅で水洗い出来ます。

あまりきっちりとではなくて、風が通るようにザックリと着るのがポイント。

 

・・・そんな猛暑の中、初等科に入学希望の方が。

まだまだ暑い日が続きますから、浴衣の着付けからお勉強していただきましょうか。

今からお勉強していただければ、

今度のお正月にはバッチリ着物が着られますね。

 

 

 

再び歯医者・・・

春先に詰め物が取れて歯医者に行った際、

「3ヶ月に一度来ることをおススメします」と言われました。

「よし、これからは3ヶ月毎にメンテナンスね!」などと思っていましたが3ヶ月なんてあっという間ですね。

もう、予約を入れる時期が近付いて来ました。

 

そんな訳でも無いですが、知人と歯のメンテナンスの話をしていたら、

最近彼女の歯の詰め物が取れてしまって行った歯医者が、なんと10年振りだというのです。

私などは、外から虫歯に見えなくても、詰め物をしたところはちゃんと定期的に欠けたり取れたりしますから、

10年歯医者に行かずじまい、などということはありません。

歯が丈夫なのか、はたまた唾液が多いのか・・・?

羨ましい限りです。

 

我が家でも歯の話をしていたら、主人が

「歯医者に行かなきゃいけないんだよな〜」と、珍しく弱気な声で。

どうしたの?と尋ねると、先日歯医者で「親不知が虫歯になりかかっているから、抜きましょう!」と言われたのだそうです。

それは、ちょっと二三歩後ずさりしたくなるような話ではあります・・。

でも歯だけは自然治癒しないのですね。

後にすればするほど、タイヘンになるワケで。

 

そんな私も何となく奥歯に違和感を感じる歯がありまして・・・。

外からはわからないので、やはり詰めたところですね、きっと。

そろそろメンテナンスの時期だわ、と思っていたいたころでしたので、

重い腰を上げて歯医者に電話をして予約を入れました。

行けば一度では終わりませんね。

またしばらく歯医者通いになりそうです。

 

 

お茶名

お茶を始めて今年でちょうど10年。

先生がお茶名をいただくための申請をして下さいました。

一緒にお茶名申請をしている方がいるので、「記念のお茶事をしたら?」と先生が勧めて下さって、

二人でお茶事の本を取り寄せて勉強しているところ。

お茶事は「口切りの茶事」といって11月を予定していますが、

頭の中では道具や軸のこと、お料理やお菓子・・・など、色々と考えが巡ります。

もちろん手助けが無いととても出来ませんが、今までより少し広い視野で、準備も入念に出来るようでありたい・・・

という気持ちです。

 

そんな中、夏が終わる頃に届くと思っていたお茶名が、先生の手元に届きました。

「本人より先にわかっちゃったらいけないから」と、先生もまだ開封されていないそうです。

では、いつ?・・・というと、ちゃんと「引次(ひきつぎ)」の儀式というのがありまして、

本来なら先生もお茶名をいただく側も紋付の着物で臨むのです。

 

ですが本来ですと今は「薄物」の時期。

お茶をやっている人でも、なかなか盛夏の正装は持っていないものです。

中には袷の着物が着られるようになる季節を待って、という方もいらっしゃるようですが、

せっかく届いたのですもの、早くいただきたいです・・・。

先生が「薄物や紋付で無くても構わない」とおっしゃってくださいました。

もう一人の方が「単衣しかありません~」とのことで、流石に単衣で自宅からいらっしゃるのは暑いので、

先生のお宅で着替えてから始めることになりました。

 

先生が「お稽古の無い日に落ち着いてやりましょう」と、お休みの日を空けて下さいました。

引次の日は、今月の下旬に決定。

厳かな気持ちで、謹んで臨みたいと思います。

 

久しぶりの成田空港

ちょくちょく海外と行き来している友人が、トルコから帰国するということで、

「成田空港で会えない?」と直前に連絡がありました。

少し遅い時間でしたが、彼女の住んでいるのが岡山県でなかなか会えないので、成田空港まで会いに行くことにしました。

 

トランジットで、カタールという国のドーハという所から飛んで来るとのこと。

「カタールのドーハ」といわれても果たしてどの辺りのことなのか、ちょっと私にはわかりませんでしたが・・・。

 

到着予定は18:40。

パスポートもすっかり期限切れになっている私にとって、久しぶりの成田空港です。

昼間なら車で空港まで行くところですが、

慣れない夜道を運転する自信がありません。

最寄りの駅まで車で行って、そこから成田空港まで

北総線・アクセス特急に乗ることにしました。

 

約15分の乗車で、成田空港の第2ターミナル駅に到着。

駅に降りると、何かそこは既に海外に通じているような雰囲気がして・・・。ちょっとワクワクしました。

 

この間機内の友人から

「30分くらい遅れるみたいよ~」とLINEが。

便利な世の中になりました!

空の上から連絡が来るなんて。

 

第2ターミナル 出発ロビー
第2ターミナル 出発ロビー

結局飛行機の到着が19時頃になったのと、友人の手荷物が出て来るのに時間がかかったのとで、

再開してお喋したのは1時間半ほど。

それでもお互い元気でいることを確認して、別れました。

彼女が仕事で東京に来る時にまた会うことを約束して。 

 

江戸の落語と着物

NHKの『美の壺』で「江戸の落語」というのをやっていたので見ていたら、噺家さんの着物のお話しから始まりました。

 

噺家といっても上方と江戸(東京)では、着物姿も異なるのだとか。

江戸の噺家さんが着る着物の色は、紺・ネズ・茶・緑・紫など。

柄も縞や江戸小紋などで、それは「江戸の粋」というワケですね。

 

着物の紹介に出て来た柳家さん喬(さんきょう)という噺家さんは

着物通で知られ、100以上の着物をお持ちだそうです。

興味深かったのは、演目によって着物を着分けているということ。

長屋のお話なら、着物は地味目に、

同心が登場するようなお話しなら、太い縞の着物に黒の羽織・・・など。

話の内容に合わせた着物を着ることで、自分の世界を作りやすくするのだそうです。

 

噺家さんは必ず羽織を着て登場し、途中で脱ぎますね。

羽織を脱ぐのも適当な時にやっているのではなくて、本題に入るときや重要な場面転換の時に脱いでいるのだそうです。

脱ぎ方にも色々あるそうで、サラッと脱いでしまう時もあれば、

裏地に凝っていたりすると、チラッとお客様に見せるように脱ぐこともあるのだとか。

 

冠組の帯締め
冠組の帯締め

番組では羽織の話をする中で羽織紐のことにも触れ、

「冠組」の話が出ました。

冠組は紐の組み方の一つで「ゆるぎ」とも言い、帯締めにも使われます。

この組み方はもともと武官の冠の紐に使われていたもので、ほどけない上に伸縮性があり、帯締めとしてもとても使いやすい私も好きな組み方です。

 

30分程の短い番組ですが、「へぇ~」と思いながら興味深く見ました。

今度落語を見るときは、今まで意識しなかったところにも目が行きそうです。