きおろし きもの教室                            ブログ


『茶湯一会集』の講義

裏千家の会報には、お茶会や催事・講義など色々な情報が掲載されています。

数か月前の会報に国際茶道文化協会主催の「茶の湯概論」という講座が紹介されていました。

これは「茶の湯初心者を教える先生のための講座」という全5回の講義で、

茶道の基本的な内容について広く学ぶというような内容になっていました。

お茶を教えているのではありませんが、自分の勉強にもなると思い、早速申し込みをしました。

 

昨日がその講義の一回目。

講義内容は『茶湯一会集(ちゃのゆいちえしゅう)』について。

この本は井伊直弼が幕末に著したもので、「一期一会」という言葉は井伊直弼がこの本の中で使ったのが始まりです。

今回の講義は、この本を読み解いて茶の湯の神髄に迫ろうというもの。

先生は筒井紘一氏。筒井先生は本もたくさん書いていらっしいますし、テレビでも時々お見かけします。

実際にお会いしてみると、背筋をピンと張られて、78歳というお歳には見えません。

お元気故かお話のテンポも良くて、話は幾度も転がってあっちへ行ったりそっちへいったり・・・。

ご自身でも「いやいやこの話は置いといて・・・」とおっしゃりながら、

でも転がったお話もとても勉強にになることばかりで、あっという間の2時間でした。

 

今日の講義の中で、心に残ったのは「独坐観念」という言葉。これは『茶湯一会集』の最後に出て来る言葉だそうですが、

その意味は、お茶事が終わってお客様を見送った後、

「あー終わったあ~」と直ぐに片付け始めるのではなくて、

茶室で一服点てて、お客様は満足されただろうかとその日の茶事に思いを馳せる・・・ということを言うのだそうです。

 

私も来月には大切なお茶事がありますから、

そんな心得で臨みたいものです。

 

鳥獣戯画の長襦袢

昨日は「きもの知識」の授業のために、生徒さんと恵比寿校まで行ってきました。

「きもの知識」はきものカルチャーの人気の授業で、

売り物の着物や帯の反物を実際に見たり手に取ったりして、染織技術や反物の手触りなどを体験出来る授業です。

普段呉服屋さんにステキな着物や帯が飾ってあっても、

「ちょっと見せて下さい」とは言いずらいですよね。

ですからこの授業は、京友禅や大島紬・結城紬・・・などに触れていただける貴重な機会です。

 

昨日は初等科の生徒さんとご一緒しました。

この日を楽しみにしていらしたようです。

授業では京友禅、加賀友禅、大島紬、結城紬、小紋や白生地・・・

などたくさん見ていただきました。

 

最後に長襦袢の反物を見ていた時に、鳥獣戯画の柄の物を発見!

薄いグレー地に、うっすらと鳥獣戯画の絵がポツポツとが飛んだ礼装にも使えるもの。

「これ欲しい!」とおっしゃって、お気に入りの反物で初めてお仕立て長襦袢を誂えることになりました。

「私、鳥獣戯画が大好きなんです」

と言って見せてくれたのはスマホカバー。そこには鳥獣戯画が描かれておりました。

 

その夜に届いたメールには

「鳥獣戯画の長襦袢と運命の出会いをして気持ちが盛り上がっています!」

そんなに喜んでいただけて、私も嬉しいですよ。

長襦袢の柄は外からはほとんどわからなくても、お気に入りを着ていると思うとテンションが上がりますよね。

 

我が家の「鳥獣戯画」フィギュア
我が家の「鳥獣戯画」フィギュア

口切り茶事まであと一ケ月

10月に入り、来月の口切り茶事がグーンと目前に迫って来ました。

先日のお稽古では、お料理担当の先輩も一緒に打合せ。

先生も加わって、お道具や食器の相談もしました。

 

私は主菓子の担当で、試作品作りに精を出しているところ。

栗をテーマにしたお菓子になる予定ですが、なかなか納得の行くように出来ません。

前回の茶事でお菓子を作った際もそうでしたが、参考書通りにやっても

なかなかその通りに出来上がらないのは、私の腕のせいでしょうか・・?

人に尋ねたり、ネットを検索したりしながら、今も試行錯誤中。

そろそろ何とか納得する形に仕上げたいところですが・・・。

今回の茶事では、床に飾る花も探してみることにしました。

口切り茶事の床に一番ふさわしいのは椿。

残念ながら我が家に椿は無いので、他を当たることになります。

早速園芸好きな近所の知人に尋ねたところ、残念ながらそのお宅にも椿は無し。

けれど顔の広い方なので、「近所のお知り合いに頼める方がいらしたら」とお願いしました。

けれど結果はわかりませんから、他も当たります。

目星がつかなければ、自分で歩いて探すことに・・・。

緑の多い土地なので、あそこに行ってみようか、こっちはどうか・・・

とアタマの中に地図を開いているところ。

 

それから、そろそろお客様にご招待のお手紙も書きます。

巻紙に毛筆(筆ペンですが)で書くのが決まりです。

毛筆ですから書き間違っても修正出来ません。最初から書き直し。

最初から最後まで緊張の連続で、私などは息を詰めて書き上げます。

けれど、忙しい時間をさいて来て下さるお客様に心を込めて手書きのお手紙を書くと、ここから既にお茶事が始まっているように感じられて、

気持ちが引き締まるんですよ。

 

 

 

台風の置きみやげ

大きな台風が通り過ぎて行きました。

皆様のお宅は何事も無かったでしょうか?

 

9/30(日)は授業の予定もあったので、

生徒さんにも「天気予報を見て、とにかく無理しないようにね」と話していました。

けれど日中は案外と雨も降らず、授業も予定通り出来ました。

 

問題はその日の夜。夜中1時過ぎ頃から物凄い風が吹いて来ました。

雨戸に吹きつける風の音で、とても眠れません。

30分もすれば収まるかと思っていましたが、2時間位吹き続けたように思います。

 

翌日は快晴。まだ多少強い風が吹いていましたが、私は予定があって外出しました。

夕方外出先から自宅にいる主人の父に電話をすると、

「テレビのBSが映らないよ」。

帰宅して屋根を見ると、立っているアンテナが傾いていました。

 

直ぐにアンテナを取り付けて貰った電気店に電話をすると、同じようなお宅が沢山あって修理依頼が殺到しているとのこと。

来てもらえるのは、一番早くて5日後になるとのことでした。

このことを仕事から帰った主人に話すと、「屋根に登ってみる」。

 

我が家のベランダは広い所があって、そこに脚立を置けば、

それ程苦労なく屋根に登れます。

翌日二人で早起きし、脚立をベランダに持ちあげて登り始める位置に

脚立を立て、主人が登り始めました。

色々あった途中の描写は省略しますが・・・

アンテナ自体は壊れていなかったようで、

傾きを元のようにして、無事BSは復活しました。

 

アンテナって傾いただけでも、映らなくなるのですね。

ある人が「受信の方向があるみたいよ」と話してくれました。

でもみんなに「危ないわよ」と言われました。

皆さん、こういう場合は専門家にお任せしましょうね。

 

 

久しぶりの横須賀の街

お彼岸の連休に、実家の母の様子を見るのとお墓参りを兼ねて、横須賀に帰っていました。

外出するには良いお天気だったので、お出掛けされた方もいらしたことでしょう。

 

お墓は京浜急行終点の三崎口駅の近くにありますが、

三崎口駅は三崎港のマグロを食べに行く方や、ファミリーで一日過ごせる「ソレイユの丘」に向かう家族連れなどで、

休みの日はいつも混んでいます。

 

この日もバスを待つ長い行列が出来ていたので、妹と二人お墓まで歩くことにしました。

お墓までの道は、高台に広がった畑の中を歩いて15分程。

畑には大根が太陽の光を浴びてすくすくと育っていました。

これが冬には美味しい三浦大根になるのね。

お墓のあるお寺は花の寺としても知られていますが、

この時は萩と白・赤の彼岸花が綺麗に咲いていました。



墓参りの後は、いつも母の世話をしてくれている妹の誕生日も近いこともあり、ランチをご馳走しようと

横須賀の街に出ることにしました。

何が食べたいかと尋ねると

行ってみたいお店があったということで、そこへ。お店の名前は「ステーション グリル」。

ステーキのお店とのことですが、軽いランチもあってサラダバー付き。お値段もお手頃。

丁寧に作られたお料理で、

とても美味しかったです。

 

 

 

横須賀中央駅は、去年母が入院していた時何回も降りましたが、駅から病院へ直行で繁華街の方へは行きませんでしたから、街の方へ足を運ぶのは久しぶり。

古くからの商店街を歩いてみると、以前にもあった八百屋さんがあったり・・・。

こんなお店もありますよ。