きおろし きもの教室                            ブログ


クリスマスコンサート

市内にある東京基督教大学で、

毎年この時期にクリスマスコンサートが開かれます。

ここから車で15分程の所にあり、最近は毎年足を運んでいます。

 

大学の中にはパイプオルガンを備えたチャペルがあり、

コンサートはそこで開かれます。

かなり大きなホールですが、毎年満席。無料というのも嬉しいです。

整理券も無いので、昨年は観客が多くて席の増設に少し時間がかかって開始時間が遅れましたが、

今年は準備も万全で、定刻に始まりました。

 

こちらの写真はチャペルの中。

立派なパイプオルガンです。

コンサートはこのパイプオルガンの演奏から始まり、

バスバリトンの独唱、ピアノ演奏や、

トーンチャイムと呼ばれる美しい音色を響かせる楽器の演奏、クワイヤ(合唱)などが次々と。

演奏者は全てこちらの大学の先生や学生さんです。

演目は全て讃美歌などで、

日常から離れたひとときを楽しみました。

コンサートの締めくくりは、クワイアの学生さんと会場のみんなで

「もろびとこぞりて」の合唱を。

有名な歌ですから、貰ったパンフレットに印刷された歌詞を見れば

誰でも歌えます。

みんなの歌声が一つになり、ホールに響いて感動的。

 

コンサートの終了後は、今までに無い初の趣向で、

クワイアの皆さんがコーラスしながら出口でお見送り。

最後まで音楽に浸りながら、会場を後にしました。

 

 



東京をぶらぶら

「神宮外苑のいちょう並木を見に行きましょうよ」と友人に誘われていました。

なかなか都合がつかなくて結局12月に入ってしまいましたが、先日やっと見に行くことが出来ました。

この日はコートが要らないくらいの暖かさ。

それもあってか結構な人でした。

はとバスが停まっていたり、外国人の方も大勢見かけたりしました。観光スポットになっているんですね。

この季節に浴衣を着て歩く外国人カップルの姿や、

ウェディング姿で写真撮影をする方々もいて、

なかなか賑やか。

 

ちょうどお昼なので、友人おススメのお店でランチをすることに。いちょう並木入り口にある「ロイヤルガーデンカフェ」。

昼間は予約出来ないとのことでちょっと心配しましたが、無事に入店。

デザートに出て来たチョコレートケーキが美味しい!

いつも食べ物は写真を撮ることを忘れて食べ始めてしまうので、今回も写真は無し・・・。

 

 

美味しいランチの後、いちょう並木を歩きました。

黄色がとっても綺麗でした。

 

その後おしゃべりしながら少し歩いて、「大文字」という器屋さんへ。クリスマスやお正月用のステキな器が並んでいました。友人は気に入った見つけてご購入。

 


その後は友人が行ってみたいと言っていた日本橋高島屋の「茶論」へ。

こちらは最近オープンした新館の4階にあって、

モダンな茶道具を見たり喫茶コーナーでお茶をいただいたり、

奥では茶道のお稽古も出来るという店舗です。

 

お茶のお稽古は初級・中級・上級とあり、各6回コース。

お稽古スペースは机に椅子で、正座の苦手な方も心配ないようですよ。

私たちのお茶のお稽古には無いパソコンを見ながらの解説も。

一般的な「終わりのない修行」というのとは内容も異なると思いますが、

ちょっと体験してみたいという方には良いかも知れませんね。

それにしても各コースとも6回で授業料30000円ですから、

お安くは無いですね~。

 

浅草 酉の市

この前の日曜日は酉の日。

酉の市で有名な浅草の鷲(おおとり)神社では、

三の酉の酉の市が開かれました。

この日は主人も私も休みで予定なし。

日曜日・酉の市・予定無し・・・条件がぴったりと重なったので、行ってみることにしました。

 

地図を知らべて、南千住の駅から歩くことに。

約20分の距離でした。

日曜日と重なった上お天気にも恵まれ、酉の市最後の日とうこともあってか大勢の人。

あちこちで、熊手購入のお客さんに向けてお店から三三七拍子が。そして最後は「良い年をお迎えください」。

ちょっと早いですが、師走の雰囲気も味わって来ました。

 

この辺りは、昔の吉原。「吉原大門」という地名も残っています。

近所に天婦羅で有名なお店があるということで、

折角なのでお昼をそこで食べることにしました。

お店の名前は伊勢屋。

11時少し前に着くと、

既に20人ほどが行列を作っていました。

まあ20人なら少し並べば・・・と思ったのが、

とんでもない。お店の中に入れたのはなんとそれから2時間後でした。

並んでいる間にお店の方がパンフレットを配っていて、

注文を聞かれました。

定食はイ、ロ、ハ。これは松竹梅の意味ではなくて、それぞれに特徴を持たせているんですよとのこですが、量も順に増えて行きます。

お店の方に「ハ」の小海老のかき揚げが美味しいですよとと言われて、つい「ハ」を注文。

出てきたのがこちら。

流石の私も天婦羅は完食したものの、ご飯は残してしまいました。ごめんなさい。食べたかった小海老のかき揚げは美味しかったですよ。

小食の方には半ライスもあるそうです。

 

 



和食と発酵食品

お茶の勉強会第2回目に行ってきました。

内容は発酵食品について。

講師は発酵食品についてたくさん本も書いていらっしゃる東京農業大学の小泉武夫先生。

 

講義の前半は発酵食品の分類や特徴について。

発酵食品には乳酸菌で発酵するヨーグルトや、大豆を発酵させて作る納豆など様々なものがありますね。

私も今年の夏は「発酵」にちょっと凝りまして、随分たくさん発酵食品を食べました。

甘酒も一時流行りましたが、これも発酵食品。

ビタミンやアミノ酸、ブトウ糖などを含み、「飲む美容液」なんて呼ばれることも。

この「飲む美容液」というのも、今回の小泉先生が言い始めたんだそうですよ。

 

発酵食品について勉強した後、いよいよ和食と発酵食品の関係のお話へ。

小泉先生は、和食が世界遺産に登録されるに当たり尽力されたそうですが、

その小泉先生によると、和食の特徴として、

まず日本には世界一良いお水があるということなんだそうです。

日本の水には鉄分が含まれておらず、それが日本酒を産む第一条件であり、

お茶の色が綺麗な緑色になることや白いお豆腐が出来るのも、

美味しい水があってこそなのだそうです。

 

また日本食の基本は「植物」。

根茎(大根、芋、牛蒡など)、菜の葉、青果、山菜・茸、豆、海藻、穀物の7種。

また五味といつて、辛(からい)、酸(すっぱい)、鹹(しおからい)、苦(にがい)、甘(あまい)という味覚がありますが、和食にはこの他に「旨(うまみ)」という味覚があると。

つまりこれが「だし」で、昆布・しいたけ・煮干し・・・などから取りますね。

 

最後に先生は、和食には哲学があるとおっしゃいました。

季節感、約束事、挨拶・・・。

茶席でお茶をいただく際に、先の連客には「もう一服いかがですか?」、次の連客には「お先にいただきます」と言ったりしますが、こんな礼儀も日本ならではなのかしら?と思いました。

 

 

ここ数日の着物ばなし

土曜日に頼まれていた着付けに行きました。結婚式に訪問着を着てご出席です。

先月七五三のお祝いに着付けをした方なので、着物も帯も同じ。

準備の方も大丈夫でしょうということで、指定の時間に伺いました。

 

伺ってすぐ、「あのぉ・・・、着物にシワが出来てしまって」。

ハンガー下げられた着物には、確かに折りジワが。ちょっと目立ちます。

普段着物を着ていらっしゃいませんから、先月着た後にご自分で畳んでしまう際に、シワになってしまったんですね。

そのままではお祝いの席に来て行かれないので、急いでアイロンをかけます。

着物には蒸気をあてません。着物の裏に当て布をして、アイロンは滑らせず、押し当てるようにしてシワを伸ばします。

時間が無いので見えなくなるところは省いて、目に触れるところだけかけました。後は前回のように着付けて無事終了。

お天気にも恵まれて、良い一日になったようでした。

 

着物は「着る」ことばかりに思いが行きますが、着た後の手入れまでが「着物を着るということ」だと私は思っています。

ですから授業でも、「脱いだ着物の汚れを取って、日陰干しをして、綺麗に畳んでね」とお話します。

「着た後に綺麗に始末しておくことが、次に着物を着ることにつながっているのよ」。


着付けの仕事を終えて、年内にまだ少々予定の行事はありますが、大きなものは終了。

ちょっとほっとしたので、主人と車で直ぐの「房総風土記の丘」に散歩に出掛けました。

 

入り口付近に「コスプレの館」というのがあって、

貸衣装で公園内を散策出来ます。

公園内を歩いていたら、ハイヒールを履いた「新撰組」乙女たちが。

広い公園内は紅葉が綺麗で、散歩している方も大勢いらっしゃいました。

公園の一番奥には、「旧学習院初等科正室」と呼ばれる講堂が。公園内には昔の農家や町並みが再現されていて、時々ドラマなどの撮影に利用されますが、こちらの建物もしかり。「西郷どん」にも使われましたよ。



今朝のニュースで、皇后さまが石牟礼道子さんの新作能「沖宮」をご覧になったのを知りました。

「沖宮」は、水俣病患者に寄り添い続けた石牟礼さんが、最後に書き上げたやはり同じ天草地方を舞台にした作品。

最近石牟礼さんと志村ふくみさんの往復書簡を本にした「遺言」という本を読んだのですが、

その中でこの能のことが出て来て、能の衣装を担当した志村さんとの衣装の色を決めるまでの幾度ものやりとりが記されていました。

ニュースの中でその衣装が一瞬映り、「ああこの色だったんだ」と思いました。

草木で染めたとても優しく美しい色ですよ。