着物の勉強会

今月は、恵比寿本校での着物の勉強会に2回出席しました。

1回目は生徒さんと「きもの知識」の勉強会。

こちらはブログにも時々書いている生徒さんのための授業で、

実際に着物や帯の反物に触れて、

その手触りなどを知って貰うための授業です。

教科書で読んだ大島紬や結城紬などに実際に触れられる機会はあまりありませんから、貴重な授業で生徒さんにも好評です。

私は解説係ですが、行く度に用意されている反物は異なるので、私にとっても勉強になります。

今回も生徒さんが実際に大島紬と結城紬を手に取って

「へえ〜、こんなに違うんですね」。

その他の紬や小紋、夏の着物などもご覧になって、とても勉強になったようでした。


もう一つは「着こなし講座」。

こちらは初等科を卒業して自分で着物が着られるようになった方が、着物のコーディネイトなどを学べる講座です。

「一年を通して着物を着たい!」という方向けの講座なので、基本的に着物を着て受講します。

 

私は既に受講済みですが、こちらの教室でこの「着こなし講座」の授業を開きたいと思い、

”教える勉強”に通うことにしました。

つまりインターンですね。

これから一年、恵比寿校で実際の授業に参加しながら、開講に向けて勉強します。

今回の授業内容は「夏の着物」。

綿・麻などのカジュアルなものから、絽・紗・羅まで、

色々な反物を広げて勉強しました。

夏の着物には、ほんとうに沢山の種類があるんですよ。

勉強とはいえ、実際にたくさんの反物を手に取れるのは、

とても楽しいことですね。

 

一年を通して勉強しましたら、こちらの教室でも「着こなし講座」を

開講したいと思います。

                         興味のある方は、是非いらして下さいね。


4月は年度も改まり環境も変わったして、なかなか忙しい月ですね。

そんなこんなする内に、もうGWに突入です。私は今週末から実家に行く予定。

ですので、次回のブログは「令和」になってから・・・。

皆さまも、楽しいGWをお過ごしくださいね。

 

 

プロフェッショナルのきもの

先日NHKの「美の壺」で相撲の話をしていました。

その中から衣装に関係するお話をご紹介します。

 

まず、力士の締めている廻し。

稽古用は「稽古廻し」と言い、写真のようなもので、素材は綿。

これが十両以上になると、本場所では「締め込み」と呼ばれる絹の廻しを締めます。こちらは絹の繻子織。博多織もあるようですが、番組で紹介していたのは長浜市の手織りの機屋さん。通常の帯の4倍の密度で織るそうです。

 

もう一つは、行司の衣装。

幕下の取り組みの行司は木綿の衣装に裸足で土俵に上がりますが、

幕内の取り組みと仕切る「立行司(たてぎょうじ)」になると、衣装も豪華になって西陣織の錦地になります。

その仕立にも様々な工夫があって、手掛けるのは神官装束などを扱う専門家。

立行司の腰には短刀が差してあり、これは「差し違えたら腹を切る」という意味だそう。

(もちろん、今では本当に腹を切ることはありませんよ)


話は変わりますが、左は今読んでいる文庫です。

著作者の岩下尚史さんは、テレビでもちょくちょくお見かけします。

「ハコちゃん」の愛称で呼ばれていて、いつもお着物をお召しですね。

この本は、その岩下さんが昭和前期から新橋で活躍した芸者さん達にインタビューして、

当時の花柳界の様子をまとめたものです。

 

まだ途中までしか読んでいませんが、当時の花柳界では帯結び一つとっても、土地独自の特長があって、あれは新橋、あちらは赤坂・・・などすぐに見分けがついたそうです。

また着物の仕立ても、芸者さんは衣紋を大きく抜きますから、「玄人(くろうと)仕立て」と言って、一般の人とは異なる仕立て方をするのだとか。

着物のことも色々出て来て、面白く読んでいます。

 

今「着物を着る」というと、なんとなく教科書通りというか、みな同じように着ようとしてしまいがちですが、

本来は着物の着方にも個性があって良いハズですね。

まあ「自分らしく着る」ためには、何回も着てあれこれ悩んで・・・ということになりますが。

 

 

きものへの憧れ

先日美容院に行った際、雑誌「和楽」(小学館)が置いてあったのを手に取って読んでいたら、

「鬼怒鳴門亭日乗/文・鬼怒鳴門」というページがありました。

「鬼怒鳴門」というのは、ドナルド・キーン先生がご自分の名前を宛て字にしてお使いになったものですね。

 

キーン先生は日本が大好き、日本文化に造詣が深く、ご本もたくさん書いていらっしゃいます。

日本との関わりの最初は、若かりし頃に古本屋でたまたま手に取った「源氏物語」の翻訳本だったとのこと。

まだ戦争中のことで、読み始めてその美しさに救われたのだとか。

そこから先生と日本の絆は少しずつ深まって行き、東日本大震災の後に多くの外国人が帰国する中、

「私は日本人になる」と宣言されて、日本に帰化されました。

そんな先生も、今年の二月に96歳の天寿を全うされましたね。

 

さて、その手に取った和楽(2019年4月号)に掲載されていた先生の文章は、ずっとこの雑誌に連載されていたもののようですが、この号のタイトルが「着物」。先生がお書きになったものなので、興味深く読みました。

まず、先生が初めて「着物」を着たのが戦争中。着物といっても浴衣ですが、軍隊の仲間との集合写真に先生お一人が浴衣で写っています。先生が、日本との戦争中になぜ一人浴衣を着ていたかについては、先生ももうお忘れだとか・・・。

 

戦後に憧れの日本に留学することになったのですが、住んだのは京都。

そこで先生は狂言を習い始めます。そのお稽古をするために着物が必要で、着方や畳み方を覚えました。

当時の京都では今よりも着物を着て歩く方はずっと多かったそうで、

ある時、道で出くわした中年女性二人が通りの真ん中で立ち止まり、丁寧に羽織を脱いでお辞儀を交わしていた光景が忘れられないと書いていらっしゃいます。

 

先生はよく浴衣に下駄を履いて歩かれたそうで、

カランコロンという音が大好きだったとも。

下駄の音に心を奪われる様子は、

ラフカディオ・ハーンの文章にもありますね。

 

「着物を習う」というと「着付け」に気を取られてしまいがちですが着物に触れることは、日本人の心に触れることのように思います。

着物について学びながら、幾つかでもそんな日本の心に出会っていただけたら嬉しく思います。

 

 

きものの季節

卒業式のシーズンになりました。

あちらこちらで袴姿を目にすることがあるでしょう。

少し前、映画「ちはやふる」の影響で、小学校の卒業式にも袴で出席する人が増えてニュースになったことがありました。

最近の袴は、刺繍が入ったものなども見られるようになりました。

 

今月は卒業式シーズンですが、来月は入学式。

お子さんの卒業式・入学式に自分で着物が着たいから、ということで着付けを習いに来る方は結構いらっしゃいますよ。

ママが綺麗な着物を着ていれば、お子さんはきっと嬉しいハズ。

(きっとパパもね。)

ところで先日行った浅草は、観光客でたんへんな混雑でしたが、仲見世通りを歩いていても、日本語が全く聞こえて来ないことにびっくり。

つまり、あの人波はほとんど外国人観光客の皆さんなんですね。

 

そして、着物で歩いている観光客のなんと多いこと!

商店街を歩いていて、何軒も着物のレンタルのお店がありました。

レンタル料は3000円くらいのようでしたので、その金額で着せて貰えるならば日本観光のとても良い思い出になるかもしれないですね。

 

ただこの日は風が強くてちょっと寒い日でした。

さすがにレンタルにコートは付いていないので、皆さん上着の無い姿で歩いていましたが・・・。

ただ着ているのが薄手のポリエステルの着物。

外国人の方にはわからないかもしれませんが、これで日本の着物を着たと思ってしまわれるのはちょっぴり残念・・・。

メンテナンスを考えると仕方の無いことかも知れませんが。

 

これから外国人観光客はますます増加の予定だとか。

来年は東京オリンピックもありますね。

綺麗な着物と帯・帯揚げ・帯締め、そのコーディネイトの美しさと選ぶ楽しみ・・・

着物を着る方は是非日本の正しい着物(?)を着て、美しい着物文化を外国の方にアピールしてくださいね。

 

 

「美しいぼろ布」展

浅草・浅草寺近くのアミューズミュージアムで、「美しいぼろ布展」が開かれています。

これは青森市出身の民俗学者・故田中忠三郎さんが、

故郷の周辺を歩き回って集めたかつての継ぎはぎされた衣類などを展示するもの。

かつて綿花が栽培出来なかった青森では、貴重な綿をいつくしむように大切に扱い、無駄にしないように保存して、

防寒などのために衣類のほつれたところに少しづつ継ぎはぎをして使っていました。

 

こちらは丹前。

拡大したものが下の写真。

幾重にも重ねて繕われた裂を見ていると、かつて家族を思いながら針を動かしたであろう女性たちの姿が思い浮かばて、胸が熱くなりました。

この会場では、写真撮影と共に展示品に触れてみることも可能です。

何枚もの綿を重ねて継ぎはぎされた衣類は、触れてみるとその暖かさが実感されます。

   継ぎはぎされた自家製の足袋
   継ぎはぎされた自家製の足袋

 

会場には「ボドコ」と呼ばれる今で言うところのドテラも展示されていました。かなり大きい物で、かつてはこれに家族全員がくるまって寝ていたのだそうです。

当時の青森の寒さがしのばれると共に、そこに包まれていた家族のぬくもりが伝わって来るようでした。

 

また、美しい刺し子や民具・裂織(さきおり)の展示も行っています。

黒沢明監督が「夢」という作品を撮るに当たり、田中さんにこの「ぼろ」を衣装として提供して欲しいと依頼されたそうで、会場にその映画で笠智衆さんが使った裂織の前掛けも展示されています。



浅草寺
浅草寺

このミュージアムは残念ながら今月一杯で閉館。

従って今回の展示も31日までです。

けれどこの「ぼろ」の美しさは世界中のアートやファッションの関係者から「奇跡のテキスタイルアート」と呼ばれ、4月以降は世界各地で巡回展を行う予定だそうです。

 

ミュージアムの屋上からは、浅草寺やスカイツリーも眺められるという特典付きです。

行った日には、閉館記念ということで、

入場券に「ぼろ」柄の風呂敷も付いて来ましたよ~。

 

 

「きもの知識」の授業

昨日は生徒さんと「きもの知識」の勉強会でした。

呉服屋さんの前を通りがかって「まあ、ステキなお着物ね」と思っても、なかなか気軽に見せていただけませんよね。

「きもの知識」の授業は、普段手にすることの出来ない様々な反物を手に取ってその染織技術や手触りなどを勉強していただける授業で、生徒さんに人気の講義です。

こちらの教室にたくさんの反物は置いてないので、恵比寿本校で受講します。

 

午後1時~の授業でしたので、恵比寿駅で待ち合わせして一緒にランチをして、お腹を満たしてから教室に向かいました。

昨日は日曜日で、教室の中は関東各地からいらした先生・生徒さんで賑やか。

見ていただきたいものはたくさんあるので、それぞれ別れて勉強を開始しました。

 

基本的なことは勉強していただいた上で「きもの知識」の授業に臨むのですが、

実際に反物に触れてみるとその違いに驚かれるみたい・・・。

例えば、紬の代表格である大島紬と結城紬、実際に目にして触れてみると「全然違う~!」。

その他にも友禅染の技法や、帯の織や柄、お召しに小紋、白生地の種類など・・・

時間の許す限り手に取っていただきました。

 

受講された生徒さんは、「色々な着物があるんですね」と改めて実感されたご様子でした。

そうなんです。

一口に「着物」と言っても様々な染織技法があり、また着物の「格」もありますから、

着て行く場所などに応じて着分ける必要があるのですね。

今回は「袷」向きの着物が中心でしたが、これからは夏向きの物も出て来ます。

夏の着物にもたくさんの種類があって、選ぶ楽しみがありますよ。

 

男性の着物

新年は、着物姿をよく目にします。

女性の綺麗な着物姿も良いですが、男性の着物姿というのもなかなかステキですよね。

 

まずは先日の社中の初釜から。

社中には男性もいて、袴をはかれる方もいらっしゃいますよ。

左の写真は、恥ずかしながら私のお茶名披露の席です。

お正客の席に座って下さったのは、大先輩の男性の方。

いつも凛々しい袴姿です。

 

成人式もありました。こちらは若い方の着物姿。

この時とばかり、派手な衣装で式に臨まれる方もいらっしゃいますね。

各地の成人式の様子は、必ずニュースで放映されますから、

皆さんも目にされたことでしょう。

しかし、こちらはこの日限定のお召し物でしょうか・・・?

雑誌「和楽」2010年10月号付録より
雑誌「和楽」2010年10月号付録より

また先日は、歌舞伎の海老蔵さんが2020年5月に市川團十郎を襲名するというニュースがありました。

海老蔵さんと勸玄くんが揃ってご挨拶されていましたね。

團十郎の名前は、歌舞伎界にとって大名跡。

勸玄くんは新之助を襲名するとのことで、楽しみですね。

左は歌舞伎十八番の「暫」で、團十郎が常紋の三升紋を染めた衣装で登場するところ。

この迫力のある衣装には、反物が八反必要だとか。

                      

最後にステキな着物姿のご紹介。

現在発売中の「美しいキモノ・冬号」に、「西郷どん」に主演されていた鈴木良平さんの着物姿が掲載されています。

撮影中はだいぶ恰幅が良かったですから、着物姿もバッチリですよ。

ファンの方はどうぞ~。

 

 

江戸小紋の未来

新しい年がスタートし、仕事や学校も始まりました。

暮れにひいた風を引きずって、何となく体もシャンとしなかったワタシですが、流石にやっと体調が戻って来ました。

ちょっと遅れを取りましたが、私もいよいよ新らしい年のスタートです。

 

今年の始まりは、やはり「着物のはなし」から行きましょう。

先日夕方のニュースで「江戸小紋」の話をしていました。

取り上げられていたのは、新宿で100年続く染物屋の4代目・廣瀬雄一さん。

時々テレビや雑誌などでお見かけします。

廣瀬さんは、学生時代にウィンドサーフィンでオリンピックの強化選手にも選ばれたスポーツマン。

 

様々な紋様がある江戸小紋
様々な紋様がある江戸小紋

ご存知江戸小紋は、江戸時代に贅沢を禁じらた庶民が、着物の色数を抑える代わりに生み出したお洒落。遠目には無地に見えるけど、近ずいたら細かい柄が染められている・・・という江戸の粋を表したものです。

この江戸小紋を若い人にも知ってもらうために、

廣瀬さんは江戸小紋の柄でストールやネクタイも染めているのだそうです。

都内の百貨店でも購入出来るようですよ。

来年開催の東京オリンピックのエンブレムですが、これは市松模様を藍色でデザインしたもの。この市松文様をを廣瀬さんは「江戸小紋を代表する紋様」とし、「江戸小紋の紋様は、100年先も変わらないと思う」と。

「東京を代表する染め物が江戸小紋だと思うので、東京オリンピックの際に是非江戸小紋をアピールして行きたい」とのことですよ。

伝統の技を、若い方が今の時代に合ったように変化させながら受け継いで行こうという姿は、頼もしいですね。

右の写真は江戸小紋の両面染で、麻の葉と吹雪柄。

どちらを表にしても良いですが、

単衣仕立てにすると、歩く際に裾が翻って、

チラッと裏の違う柄が見えます。

この「チラッと見える」というのも江戸の粋なのかもしれませんね

 

江戸小紋は色無地と同格。

紋を付けて、正式な場所でも着ることが出来ます。

派手ではないけれど、大人の着物と言えるかもしれませんね。

 

 

ここ数日の着物ばなし

土曜日に頼まれていた着付けに行きました。結婚式に訪問着を着てご出席です。

先月七五三のお祝いに着付けをした方なので、着物も帯も同じ。

準備の方も大丈夫でしょうということで、指定の時間に伺いました。

 

伺ってすぐ、「あのぉ・・・、着物にシワが出来てしまって」。

ハンガー下げられた着物には、確かに折りジワが。ちょっと目立ちます。

普段着物を着ていらっしゃいませんから、先月着た後にご自分で畳んでしまう際に、シワになってしまったんですね。

そのままではお祝いの席に来て行かれないので、急いでアイロンをかけます。

着物には蒸気をあてません。着物の裏に当て布をして、アイロンは滑らせず、押し当てるようにしてシワを伸ばします。

時間が無いので見えなくなるところは省いて、目に触れるところだけかけました。後は前回のように着付けて無事終了。

お天気にも恵まれて、良い一日になったようでした。

 

着物は「着る」ことばかりに思いが行きますが、着た後の手入れまでが「着物を着るということ」だと私は思っています。

ですから授業でも、「脱いだ着物の汚れを取って、日陰干しをして、綺麗に畳んでね」とお話します。

「着た後に綺麗に始末しておくことが、次に着物を着ることにつながっているのよ」。


着付けの仕事を終えて、年内にまだ少々予定の行事はありますが、大きなものは終了。

ちょっとほっとしたので、主人と車で直ぐの「房総風土記の丘」に散歩に出掛けました。

 

入り口付近に「コスプレの館」というのがあって、

貸衣装で公園内を散策出来ます。

公園内を歩いていたら、ハイヒールを履いた「新撰組」乙女たちが。

広い公園内は紅葉が綺麗で、散歩している方も大勢いらっしゃいました。

公園の一番奥には、「旧学習院初等科正室」と呼ばれる講堂が。公園内には昔の農家や町並みが再現されていて、時々ドラマなどの撮影に利用されますが、こちらの建物もしかり。「西郷どん」にも使われましたよ。



今朝のニュースで、皇后さまが石牟礼道子さんの新作能「沖宮」をご覧になったのを知りました。

「沖宮」は、水俣病患者に寄り添い続けた石牟礼さんが、最後に書き上げたやはり同じ天草地方を舞台にした作品。

最近石牟礼さんと志村ふくみさんの往復書簡を本にした「遺言」という本を読んだのですが、

その中でこの能のことが出て来て、能の衣装を担当した志村さんとの衣装の色を決めるまでの幾度ものやりとりが記されていました。

ニュースの中でその衣装が一瞬映り、「ああこの色だったんだ」と思いました。

草木で染めたとても優しく美しい色ですよ。

 

 

七五三のお祝いにお着物で

友人のお嬢さんのお子さんが(つまりお孫ちゃんですね)今年七五三のお祝いで、

ママであるお嬢さんが着物を着るので着付けをお願い、と頼まれました。

お嬢さんは、来月弟さんの結婚式にも着物で出席したいからということで、今年着物と帯など一式をお誂え。

着物選びにはもちろん友人も同行し、あれやこれや・・・と一日がかりだったとか。

でもこれは女の楽しみ!ですから、きっと楽しい一日だったことでしょう。

 

そんなこんなで最終的に決まったのは、白に近い地色に花が描かれた訪問着に美しい袋帯。

それにピンク色の伊達衿を重ねて、同系色の帯締めと淡い水色の帯揚げは、

お店の方が選んでくれたというとても上品なコーディネイト。

とても良くお似合いでした。

 

お孫さんの方は三歳で、着物の着付けもまだ紐で結ぶだけ。

「私でもできるわ~」と、ママの着付けの隣で友人が着せていました。

こちらの方には最後に髪飾り。

可愛い髪飾りは、いくつ飾ってもうるさくならないのはなぜでしょう?

きっと本当に可愛いから、髪飾りに負けないんですね。

 

この週は天気予報が二転三転。

一週間この日の天気に気を揉んでいたというママは、

念のためと着付けの前の日に雨コートを買いに走ったのだとか。

「心配するより、買ってしまった方が安心なので・・・」

そのお気持ち、良くわかります。

 

当日は朝まで雨が降っていましたが、お出掛けする頃には晴れて来ました。

すっかり支度も整ってお出掛けされた後は、まずは成田山にお詣り。

それからパパのご両親も合流して、ホテルでお食事とのことでした。

 

夜になって、友人からこの日の様子を写した写真が送られてきました。

綺麗な着物でにこやかに写真に納まっていらっしゃるお姿を見て、こちらも嬉しくなりました。