夏の旅行①越前和紙

今年の夏は福井方面へ向かいました。

北陸新幹線に乗りたいところでしたが、帰りに岐阜に寄るので、岐阜までJRを利用してそこからレンタカーです。

岐阜から車?と思うかも知れませんが、関ヶ原ICから高速道路に乗り、米原Jctから琵琶湖の東を北上、

目的の武生ICまで約一時間です。


まず訪ねたのは、「越前和紙の里」です。

全国にたくさんの和紙の産地がありますが、越前和紙も有名ですね。

ここでは和紙を漉く様子を直に見せていただくことが出来ます。

 

右の写真のように漉かれた和紙はどんどん重ねられていくのですが、決してくっつくということがありません。

その秘密は、右の写真の「とろろあおい」にあります。

とろろあおいの根には非常に粘性のある成分が含まれていて、これを和紙の材料に加えると、和紙の繊維を包み込み、和紙同士のくっつきを防いでくれるのだそうです。


 

ここは「五箇」と呼ばれる五つの集落が集まり、昔から越前和紙の里として栄えてきました。その歴史は1500年前にさかのぼります。

 

この集落を流れる岡太川の上流に美しい姫が現れて、

「ここは清らかな水に恵まれているから、紙漉きをして生計を立てるように」

と言い、紙漉きの技を村人に教えたのだそうです。

村人たちはこの姫を「川上御前」と崇めて岡太神社を建て、

それ以来紙漉きで生計を立ててきました。

 

紙の神様を祀っているのは全国でもここだけとのことです。

和紙の里は、清らかな音を立てて小川が流れる美しいところでした。