国登録有形文化財「武蔵屋」

木下には古い建物がたくさん残っていますが、

こちらの写真は国指定有形文化財の「武蔵屋」です。

江戸時代から明治時代にかけて、木下河岸で旅籠を

営んでいました。

利根川の堤防改修工事に伴い、1914年に現在の位置に

移築されたものです。


東日本大震災の際に、屋根瓦が崩壊してしまいました。

修復できずにそのままになっていたところ、文化庁からの補助金や市からの補助、地元の街おこし団体やボランティアなどの協力で、この度修復工事が終了しました。


今月20日~22日までオープン記念ということで、

「和のあかりときりえの世界」という催事をやっています。

今日は最終日だからでしょうか、

肌寒い天気ですが、結構賑わっていました。


中に展示してある説明パネルを見ていたら、街おこしメンバーの方が

近づいてきて、いろいろ説明してくださいました。

この方は、市内でもニュータウンの方にお住まいとのこと。

「僕は他所から越してきて木下(きおろし)には縁もゆかりも無いんだけど、ここは歴史があって、

 すごく面白い所だと思うんだよ。やっぱり住んでいるところを好きにならなくちゃね。」

私の見ていた展示パネルは、この方が市内に残された古文書などを調べて作ったものでした。


ニュータウンの方ばかり賑やかになりますが、ここで生まれ育つ子供たちは、ここが故郷になります。

古い物を残しつつ、いつまでも輝き続ける街であって欲しいなと思いました。