留袖のはなし

留袖ってどんな着物かわかりますか?

結婚式などで見かけますね。

黒地におめでたい柄が描かれた美しい着物です。

 

きものカルチャーの初等科では、卒業・実技試験で

留袖を15分以内で着る」ことになっています。

人に着せることを勉強する中等科の修了・実技試験は、

着付け用ボディに「15分以内で着せ」ます。

最初は「出来るかな~」と言っていても、

みなさんたくさん練習して、卒業して行かれますよ。

 

実は昨日参加した着付けの勉強会で、留袖の着付けを勉強してきました。

今こちらの教室でも、初等科・卒業試験を目前に控えて、

一生懸命練習している方もいます。

留袖はたっぷりと重たいので、着たり・着せたりするのは難しい着物です。

 

留袖の中に、江戸友禅で染めた着物があります。

その代表的な柄は磯の松や舟など海辺の風景などで、

御所の様子や草花などが描かれた京友禅とは趣が異なります。

この江戸の留袖模様は「江戸褄(えどつま)」とも呼ばれて、粋であっさりとしています。

留袖には「色留袖」というのもあります。

黒い留袖と同じように

五つ紋を付ければ、第一礼装になりますが、

背紋だけにすれば

訪問着として着ることもできます。

留袖は第一礼装ですから、着る際には自分の立場を考えることが必要です。

仲が良いからといっても、友人の結婚式には着ません。

 

振袖は若い女性の第一礼装で、もちろんとてもきれいですが、大人の女性がきちんと髪を結い上げて、しっとりと留袖を着ているというのもとても美しいと思います。

 

黒い着物は女性を美しく見せるそうですよ。