その人なりに。

                 松柏亭入り口
                 松柏亭入り口

昨日は社中のお茶会でした。

いつものように、先生が柏の葉公園内にある松柏亭を

借りて下さって、みんなで一日お茶を楽しみました。

 

毎回主となるテーマがあるのですが、

今回はお茶名を取られた方のお披露目でした。

御年86歳です!

退職後の65歳からお茶を始められたとのこと、

熱心にお稽古に通われて、昨年お茶名をお取りになりました。

 

昨日は、記念にお点前を披露して下さいました。

畳に座った姿勢から、道具を持って立ち上がるのはさすがにたいへんなので、立礼でのお披露目です。

それでもゆったりと流れるお点前は、その方の人生そのままを物語るような、とても趣深いものでした。

 

若い方のきりっとしたお点前ももちろん良いですが、

お点前にはやはり人となりが現れるようで、年齢を重ねた方は重ねたなりの良さがあるものです。

 

梅と椿
梅と椿

我が社中には、お父さんとお稽古に通う小学6年生の少年もいます。

こちらは伸び盛りですから、何でも直ぐに覚えてしまって、

私などは羨ましい限りです。

「今日は楽しかった?」と尋ねると、

「うん、楽しかった!」と弾むように元気な返事が返ってきました。

 

よく言われることですが、何かを始めるのに遅い、ということはありませんね。

先生も「自分なりのお茶を見つけて下さい」と、おっしゃいます。

 

着物も、「いつから始めるべき」ということはありませんね。                 自分が始めたいと思ったときに始めて、                 

そして自分の年齢なりの、その人らしい着こなし方を見つけていただけたら、

                 と私は思っています。