足袋のはなし

先日NHKの番組「イッピン」で、埼玉県行田市の足袋の紹介をしていました。

行田市近郊は良質な木綿の産地で、近くを中山道が通る地の利を活かし、

「行田足袋」として盛んに生産されたそうです。

 

番組の中では足袋工場の中まで入り、足袋の縫製の現場まで見せてくれました。

やはり指の当たる曲線部分には、

職人さんの手業が生きていることがよくわかりました。

日本の手業というのは、なかなか本当に細やかだなあ、と思いました。

行田市には、足袋に関する資料館もあるようで、

「行ってみたい所がまた出来たわ~」と思いました。

 再放送でご覧になる方は、NHK・BSで2月15日(月)午前6:30~です。

 

足袋にはコハゼと呼ばれる留め金具が付いていますね。

通常4枚コハゼか5枚コハゼです。

5枚コハゼの方が、より足首をくるむ感じです。

どれを選ぶかはお好みで良いのですが、

茶道のように正座をする場合は、5枚コハゼだとちょつと足首が苦しいかも知れません。

 

 江戸の粋の象徴「助六」は、もっと短いほんの足首までの足袋を履いています。

なんと2枚コハゼなんだとか。

助六の足袋が卵色というのもお決まりですね。

現代でも、普段着でしたら色の付いた足袋や柄の足袋も自由に楽しめます。

 

現在は伸びるストレッチ足袋などもあって足にフィットしますし、

履いていても楽ですが、

以前草履屋さんで、

「化繊の足袋は、ほこりを吸って着物が汚れるからいけないよ」

と教えられたことがあります。

参考までに。