朝顔

知人から、朝顔の苗をいただきました。

この方のご実家は、植木の苗を育てていらっしゃるのですが、

その中から持って来てくださったので、きれいな花が咲くこと間違い無しです。

 

地植えにしてグリーンカーテンを作る、という壮大なやり方もありますが、

今年は初心者。ひとまず、自宅にあった植木鉢で育ててみることにしました。

少し伸びてきたら、支柱を立てましょう。

 

これを機会に朝顔の本を開いてみたら、朝顔にはたくさんの種類あるんですね。

花や葉の色や形、ツルの巻き方までさまざまです。

今回いただいたのは、「丸咲(まるざき)」という一般的なものと、

「覆輪(ふくりん)」という花の周囲が白く一巡りしているものと、

「姫」と呼ばれる小型の花をつけるものの三種です。

何か困った時にはすぐお尋ね出来ますから、安心です。

どんな花を咲かせてくれるか、今年の夏はこんな楽しみも出来ました。

 

ところで、夏の日の朝早く、まだ露が残った朝顔の花というのは、涼やかで美しいものですね。

お茶の方では、朝顔というと有名な話があります。

利休の家にみごとな朝顔が咲いていると聞いた秀吉が

「朝顔の茶会」を所望しました。

茶会当日、秀吉は楽しみに利休の家を訪れましたが、

朝顔の花が全て切り取られていました。

不審に思いながら茶室に入ると、美しい朝顔の花が一輪だけ生けてありました。

 

 

 

利休は花が見せる一瞬の美を、一輪の朝顔に託したのだと言われています。

このように朝顔は、茶花としても使うことが出来ます。

 

朝顔は、和菓子のデザインにもよく使われます。

主菓子だけでなく、干菓子もありますね。

朝顔は、日本人にとって

とても近しい花なのかも知れません。