「根付と提げ物」展

見たいと思っていた展示会に、終了直前にやっと行ってきました。

「たばこと塩の博物館」でやっていた「根付と提げ物」展です。

終了前日でしたが、結構混んでいました。

 

「根付」とは、江戸時代に印籠やたばこ入れを腰に下げる際、

紐の端に結んでその部分を帯をくぐらせて、

提げ物が落ちないようにした留め具のことです。

下の写真でいうと、四角い袋の中にきざみ煙草を入れ、

細長い筒にキセル、そして一番上が根付で、これを帯に挟んで腰に下げました。

現代のストラップはこの根付からきたもの、と言う方もいます。 

 

根付の見どころは、何と言ってもその細工にあります。

中には職人さんの技術が結集した芸術品と呼ばれる物も。

例えばこちら。

名工として知られた森田藻己(もりた そうこ/1879~1943)の作です。

「向島みやげ」とのことでカゴの中に何か包んだものが入っているようですが、カゴに赤い短冊が付いていて、写真ではよくわかりませんが、歌が彫ってあります。

 で、なんとこの根付の巾がたったの3.3cm。

 

 

 

 

根付を作った人々の手業もすごいですが、

そのデザインを見ていると、当時の人々の生活が伺い知れて楽しいですよ。

ですので、根付のコレクターもいます。

高円宮妃久子さまも、根付のコレクターとして知られていて、東京国立博物館・本館に「高円宮コレクション」として展示もあります。

 

 この博物館は以前は渋谷にありましたが、スカイツリーの近くに移転しました。

この日は土曜日だったので帰りにソラマチに寄ったら大変な人でした。

 

根付に興味のある方は、

博物館のホームページをご覧下さいね。