古唐津

「古唐津」という言葉をご存知でしょうか?

暖かみのある、ほっこりとした焼き物です。

「古」というくらいですから、最近のものではありません。

古く桃山時代の焼き物です。

 

この古唐津をあつめた展示会が出光美術館で開催されているので

行ってきました。

是非、足を運びたかった展示会です。

思っていたよりも混んでいて、人気のほどが伺えました。

 

お茶の方では、「一楽、二萩、三唐津」或いは「一井戸、二楽、

三唐津」という言葉があります。

いずれも茶椀のことで、それぞれ楽焼、萩焼、唐津を指し、

茶人から見た格の順位を表しています。

 

古唐津にはたくさんの種類があります。

奥高麗、朝鮮唐津、絵唐津 斑唐津・・・

それぞれが魅力的な表情を持っています。

 

お茶の茶碗に使われる古唐津の中で最上の物は、奥高麗。

枇杷(びわ)色とも朽葉(くちば)色とも呼ばれる暖かみのある色合いを持つ茶碗は、手にも馴染みやすいような感じがします。

古唐津らしいと言われるのは、写真のような絵唐津の大皿。この皿で、直径が36cmあります。

絵唐津の絵は、どれものびやか。

 

展示の中には、近代の有名実業家達を虜にしたと言われるぐい飲みもあります。

 

出光美術館の古唐津コレクションは、質・量共に日本一とのこと。興味のある方は、是非この機会に「古唐津」と出会ってみて下さい。