座ったまま動く

今週末のお茶会で、「半東(はんとう)」というお役目の勉強をさせていただくことになりました。

「半東」というのは、亭主と共に茶室に入って、お茶を運んだり飲み終わった茶碗を下げたりなど、

亭主と共に直接お客様のおもてなしをする係のことを言います。

 

今回の合同茶会で、我が社中は「濃茶」担当。

濃茶の茶室は小間と呼ばれる四畳半の小さめのお部屋ですが、

それでも一回につき最大12名のお客様が席入りされる予定です。

四畳半の中には炉が切ってあり、お点前をする人、

説明をされる先生、お客様が12人と座っているのですから、

空きスペースは広くありません。

そのわずかのスペースに入り、お茶椀を出したり下げたりします。

お客様は座っていらっしゃいますから、

半東も一度茶室に入って座ったら、膝の向きを変える、上がる、下がる・・・座ったままで仕事をこなします。

 

大切なのは、着物の前がはだけないようにすることです。

座ったまま向きを変える、上がる、下がる・・・などの動作は、注意しないと徐々に着物がはだけて来ます。

ですが、茶室内のこと、お茶様も見ています。

着物がはだけてしまってはいけないのです。

 

それから、お客様の目の前にお尻を向けるのもよろしくありません。

茶室の周辺をぐるりとお客様が座っていますから、

座る位置にも注意しないといけません。

 

こんな動きを、時には両手でお茶の入った茶碗を持ちながらします。

お客様の様子に注意を払いながら、自分の動きが邪魔にならないようにしつつ、

適切なタイミングで・・・

と、なかなかたいへんな仕事です。

 

今日お茶会前の最後のお稽古で、先生に色々なチェックポイントを教えていただきました。

最後に「あとは、その時の判断で」と先生。

あと数日、何度も頭の中でシュミレーションして・・・

当日は今の自分が出来る限り!、で頑張りたいと思います。