萬祝染(まいわいぞめ)

数日前の夕刊に写真のような記事が載っていました。

ある車が主催する『地域の独自性や技術を活かして新しいモノづくりに挑む「匠」を応援するプロジェクト』に、

千葉県から「萬祝染」が選ばれたという内容です。

 

萬祝染は、大漁祝いなどの宴会席で揃って着る晴れ着の着物です。

お祝い着なので、柄は鶴亀や恵比寿さんなどのおめでたいもの。

鴨川などの海沿いで着られてきました。

千葉県指定の伝統工芸品です。

 

今回「匠」に選ばれたのは、

この萬祝染を受け継ぐ染物店の四代目・鈴木理規さん。

まだ20代の若者です。

 

大漁祝着/       御宿町歴史民俗資料館蔵
大漁祝着/       御宿町歴史民俗資料館蔵

鈴木さんは、萬祝染の縁起の良い図柄を活かしてクラッチバックを考案。

現代の若い人にも使ってもらえるように、両面に柄を入れ、またノートパソコンなども入れられる大きさにしたとのこと。

 

 

 

 

このプロダクト名は、

縁起の良い図柄が、買ってくれた人にも良い出会い・出来事をもたらしてくれることを祈って「ENISHI」と命名。

 

木さんは「このバッグを持つことで、少しでも気分が明るくなってくれれば」と思うと同時に、「萬祝染」などの伝統工芸に興味や関心を抱くきっかえになってくれれば」

と期待しているそうです。

 

若い人が伝統工芸品を伝えて行こうとする姿に、

応援したい気持ちになりますね。