和裁

以前に和裁を教えていただいた先生と今もお付き合いが続いていて、

時々お会いして、着物の仕立てを中心にお話を伺うことがあります。

先日久しぶりにお会いする機会があり、今回も色々なことを教えていただきました。

 

先生は「千葉県のマイスター」にも選ばれています。

千葉県の「ものづくりマイスター制度」は、

『建設業及び製造業における100を超える職種を対象に、高度な技能をもった「ものづくりマイスター」が技能検定や技能競技大会の課題等を活用し、中小企業や学校において広く実技指導を行い、効果的な技能の継承や後継者の育成を行うもの』です。

先生が県内の様々な学校に赴いて、和裁の技術を教えていらっしゃることは知っていましたが、

今回のお話の中で、我が家の近くの小学校にもいらしていたことを知りました。

 

「和裁士」という仕事は、単に「着物を縫う人」というだけではありません。

着物の「お誂え」というのは最初から全てがオーダーメイド。

着る人に合った反物の柄取りや寸法の取り方など、

教科書通りには行かない細やかな配慮が必要です。

 

着物の仕立ては、新しいものを仕立てる場合だけではありません。

サイズ直しや、譲り受けたものの仕立て直し・・・

様々なケースに対応できる知識と技術も必要になります。

 

「着物が綺麗に着られない」という時、

技術的に着られないという場合の他に、「着物が自分に合うように仕立てられていない」ということが多くあります。

衿がはだけてくる、変なシワがよる、何となくすっきりこない・・・。

着物は「自分サイズに仕立てる」のが本来の姿です。

既成の着物や譲り受けた着物で何となくしっくり来ないと感じている方、まずは自分サイズの長襦袢を誂えてみて下さい。

こんなに気持ち良く着られるものか!、と感じると思いますよ。