母の手を取って歩く

今年は初夏に実家の母が入院し、その後リハビリ病院に転院して11月に退院するまで病院にいました。

その間私は何度も母に会いに行ったり、実家に用事を済ませに行ったりしました。

実家は横須賀市、リハビリ病院は横浜市。

ここから行くのはちょっと時間もかかりますが、母に元気になって貰いたい気持ちで一杯でした。

 

おかげ様で元気に退院出来ましたが、

病気の影響で左半身に少し力が入らなくなりました。

それでも軽症だったおかげで、自宅に戻って自分の身の回りのことは出来ますし、炊事や洗濯もしています。

じっと座っていることができなくて始終動き回っていた母でしたが、ここにきてやっと年齢なりになったのかもしれません。

 

自宅の中は歩き回っている母ですが、まだ退院一ケ月。

一人で外出させるのは怖いので、

通院などの用事には付き添っています。

 

母が外出時する際には杖。左側に力が入りにくいので、右手に持ちます。

私が母の左側に立ち、母は自分の左腕を私の右腕に絡ませます。

道に段差があったり、ちょっとしたスロープでは歩きにくいらしく、

私の右腕を掴む母の手に力が入ります。

 

子供の頃には、母が私の手を引いていたのにね・・・。

今まで大した親孝行もして来ませんでした。

ゆっくりゆっくり歩くようになった母。

私の右腕に絡めた母の手を取りながら、

私は母のこの腕の感触を一生忘れないだろう・・・、と思うのです。

 

そんな訳で、今年のお正月は例年より少し早く実家に帰ります。

皆さま、良い年をお迎えくださいね。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。