木綿のきもの

何十年振りという寒さが続いています。

関東では週明けに大雪に見舞われて大混乱でしたが、今も雪が降り続いている地方もありますね。

電力不足から節電が呼びかけられているので、こまめに電気のスイッチを切るようにしています。

 

寒い毎日ですが、こんな季節に木綿のきものはとても暖かいですよ。

写真は会津木綿のきもの。

以前旅行で会津を訪れた際に織元に立ち寄って買ってきた反物を、自分で仕立てたものです。

木綿やウールの着物は袷に仕立てても良いですが、

単衣仕立てでOKということになっています。

木綿の反物には全国様々なものがありますが、会津木綿はかの地を思わせる地厚でしっかりした生地です。

 

左の写真は袖の丸み部分。

着物を仕立てる際、最近は「袖の丸みはどの位にしますか?」と聞かれなくなりました。黙っていると右の着物のように5分丸みになります。

会津木綿のきものは全くの普段着なので、この「袖の丸み」を大きくしました。

その分引っ掛かることも少なくなりますし、カジュアル感が増しますよね。

子供の着物などは、この袖の丸みが大きくなっています。

 

木綿の着物は自宅で洗うことが出来ますよ。

ですから、木綿の浴衣なども自分で洗うことが出来ます。

時々「浴衣を洗ったら丈が短くなりました!」

という方がいらっしゃいますが、木綿は水に通すと縮みます。

このために、木綿の反物は仕立てる前に必ず水を通します。

ここで一度水に通してから仕立てれば、以降の洗濯で縮むことはありません。

店頭に並べれれた既成の浴衣は、恐らくこの処理をしていません。

もっとも浴衣は基本的に長襦袢を着ませんから、多少縮んでも問題はありませんが。

1/23朝の景色
1/23朝の景色

 

教室にいらっしゃる生徒さんの中に

「木綿のきものを着て、半巾帯を締めて、下駄を履いて近所にふらっと買い物に行きたい!」

という方は結構いらっしゃいます。

豪華な訪問着ばかりが着物ではありませんものね。

普段から木綿のきもので近所にお買い物・・・

なんて生活が出来たら、それはもう「着物通」ですね。