大名茶人 松平不昧

東京に用事があって出掛けたので、お茶に関係する展示会に寄って来ました。

三井記念美術館で開催されている「大名茶人 松平不昧(まつだいら ふまい)〜お殿さまの審美眼」というものです。

今年は、大名茶人として名高い松江藩主・松平不昧が没して200年目の記念の年ということで、この展示会が開かれたようです。

 

没して200年ということですから、不昧公は江戸末期の人。

幼い頃から茶道に親しみ、石州流を学びました。

石州流は、片桐石州を祖とする武家茶道です。

けれど不昧公は石州流にとどまらず、流派を超えて茶道の研究に努め、

古くからの茶道具類の収集も積極的に行いました。

それらの茶道具は「雲州蔵帳(うんしゅうくらちょう)」にまとめられ、

大名物・名物・中興名物と格付け・分類されました。

 

今回の展示会は、そんな茶道具の中から出品されています。

茶碗、茶入れ、茶杓、掛け軸・・・展示品は多岐に渡ります。

 

千利休の頃とは時代も異なりますが、利休の好んだ茶道具のよりも

もう少し装飾性のある美しい道具類という印象を受けました。

まっ、お殿さまですものね。

 

記念の年ということで、もう一つ畠山記念館でも「大名茶人松平不昧と天下の名物」という展示会をやっています。

時代を経てきた道具には、何か語りかけてくるものがありますね。

お近くまで行かれる方は、立ち寄ってみてください。

 

どちらの展示会も6/17(日)まで。

どちらにも行かれるという方は、お得なセット券もあるようですよ。