「禅宗の美術と学芸」展

五島美術館で開催中の「禅宗の美術と学芸」展に行ってきました。

所蔵品の中から、鎌倉・室町時代の禅宗の墨跡(禅宗の僧侶が書いたもの)などを

展示しています。

 

禅宗は、茶道と深い関わりを持っていますね。

千利久もそうでしたが、現代でもお家元は京都・大徳寺に参禅・得度されています。

お茶事の際に床に掛物をしますが、その種類に絵画や古筆などがある中で、

現在でも「墨跡を第一」とします。

お茶事で席入りした際に掛物の前で礼をするのは、掛物に頭を下げているのではなくて、それを書いた禅僧に敬意を示しているのです。

 

展示品については、実際のところ私の知識では、何と書いてあるのかどういう意味なのかよくわかりませんでした(*_*)。

でも何と言いますか、訴えてくる力というか、その人となりというか・・・、それを十分に味わって来ました。

 

今回楽しみにしていたのは、左記のギャラリートーク。

私が聴講したのは、一番最初の「室町時代の表具裂」。

スライド使った講義で、とても勉強になりました。

どれも聞いてみたいものばかりですが、

こちらから行くには、ちょっと遠いです・・・。

当日の入場券があれば、無料で聴講出来ますよ。

 

今回の展示会では、別室で所蔵品の中から陶器も出品されています。

黄瀬戸の茶椀も美しかったですが、あの有名な古伊賀水指「破袋」もありました。

初めての出会いだったと思いますが、思っていたよりもずっと淡い色合いで上品な感じでした。

やっぱり、直接自分の目で見るっていうのは良いものですね。