The 備前

お茶の友人と、焼き物の展示会に行ってきました。

展示会の名前も「The 備前」。カッコイイですね。

今回の展示会では、桃山時代に茶陶として焼かれるようになった古い備前焼の名品から、人間国宝の作品、現代の若手の作家の優品まで、あまねく見ることが出来る貴重な展示会です。

 

ご存知のように、備前焼は釉薬を一切使わず焼き締めるだけで生み出される焼き物。そんなことから「土と炎の芸術」とも呼ばれます。

実はずっと備前の良さをわからずに来ました。

ただまっ茶色いだけじゃないの・・・。

釉薬のかかっていない備前焼に対する私の印象はそんな感じでした。

それがいつ頃からか、魅かれるようになりました。

で、今回の展示会はとても楽しみにしていたのです。

 

会場は国立近代美術館・工芸館。土曜日には「タッチ&トーク」という、作品に触れたり詳しい説明を聞かれるイベントが行われるのを知っていたので、今回も土曜日に出掛けました。

 

会場でしばらく展示品を見ていましたが、「タッチ&トーク」の時間になり集合。

まずは、別室で備前焼の作品に触れることに。

焼き締めて作られた作品は、小さなものでも手に持つとずっしりとした重さ。

少し大きな花入れもありましたが、これに水を入れて花を生けると、かなりの重さになりそう。

手に取って間近にその肌合いを鑑賞しました。

 

その後展示室で主要な作品について解説を伺いました。

備前焼には釉薬がかかっていませんが、「緋襷」や「牡丹餅」「胡麻」などと呼ばれる景色が見どころです。

 

たっぷり見て、今回は図録も買って来ました。

これからじっくり開いて見る予定です。

展示会は5月6日まで開催した後、全国を回る予定。

アーティストトークなどのイベントが予定されている日もあります。詳細は、美術館のホームページをご覧下さいね。