新コロナに対する防御?対策も最近は少し緩くなって、
以前は先生と二人きりのマンツーマンだったお茶のお稽古も、2~3人くらいならご一緒出来るようになって来ました。
一人だけだと自分のお点前のお稽古は出来ても、
他人のお稽古を見たり、点てていただいたお茶をいただく「お客様」の勉強が出来なかったり・・・
やはり一緒にお稽古する方がいらした方が勉強になるし、楽しい時間が過ごせますね。
先日は社中の友人とお稽古の時間を合わせて、久しぶりに一緒にお稽古しました。
とても楽しかったので、こんな風にお稽古できる日がこのまま続くといいな~と思います。
ところで、先生から「お稽古の様子をとてもかわいいイラストに描く方がいるのよ」と聞いていました。
その日のお稽古の様子や出されたお菓子、一緒にお稽古した方々のお着物などを
家に帰られてからイラストにされていらっしゃるそうです。
私は初釜でしかお会いしたことが無いのですが、少し前に先生からそのイラストを見せていただいて、その可愛らしいタッチに感動!
お稽古した後に家に帰って、それを思い出しながらイラストに描き起こせるってすごいですね。
こんな才能があったら、ワタシももう少しお点前が覚えていられるかも・・・?
またまた話は変わりますが、お茶のお道具を一つ手に入れました。
濃茶を入れるお茶入で、高さ10センチ弱の小さなお道具です。
サイズは小さいですが、お茶室の中での存在感はなかなかのもの。
「直接買いに行く」のもなかなかたいへんなので、結局ネットであれこれ探すことになるワケですが、その形や産地に多くの種類があり、一つに決めるのはなかなか時間がかかります。
色々悩みながら購入しましたが、「手に持った感触」や重さの感じは、
やはり実際に手に取ってみないとわかりません。
ネットでの購入は写真だけの判断なので無事に届くまで心配でしたが、届いた品物を開けてみると、パソコンで見ていたのより少し明るめ、仕覆も綺麗でした。
古いものなので一度洗いたいと思いましたが、先生にお尋ねすると「洗剤は使わない方が良い」とのアドバイス。
なので、内側だけ湿らせた布をよく絞って、外側は乾いた布できれいに拭きました。
お稽古では準備と片づけは先生がして下さっていますが、
お道具の扱いは自分の物を得て初めて勉強になるのだと思いました。
準備して、使って、片づけるところまで勉強です。