浴衣②

6月の下旬から30度を越える日が続き、まるで夏のような気温です。

既に寝苦しい夜もありますので、間もなく迎える夏本場に向けて、体調管理が大事ですね。

 

東京新聞webより
東京新聞webより

先日の七夕の日、日本橋三越では従業員の方が全員浴衣を着て接客されたことがニュースになっていました。

とても涼しげですね。ステキな試みだと思いました。

お客様には、きっと好評だったことでしょう。

 

浴衣も季節の本番を迎えました。 

前回お話しした浴衣を購入した友人ですが、

今度一緒に下駄を見に行くことになりました。

本当だったらもっと早く出掛けたかったのですが、なかなか都合が合わず・・・。

私も良い機会なので、自分の下駄を持参して、鼻緒のすげ替えをしてもらおうかしら?と考えているところです。

いずれにしても、彼女が気に入る下駄に出会えると良いですが。

 

こちらの教室に通われている生徒さんの、地元のお祭りに向けての浴衣講習会は、着々と申し込みが入っているようです。

先日も授業で半幅帯の結び方を勉強しました。

いらっしゃる方の年齢や雰囲気に合わせて、帯結びを提案するご予定のようで、

気を入れて勉強されていました。

 

半幅帯というと浴衣用に思われがちですが、

普段の着物に締めていただいても構わないんですよ。

暑い夏は、帯枕が無いだけでも、随分軽くて涼しいです。

 

もう一人、和裁教室に勉強にいらしている方は、頑張って浴衣を縫っているところです。

既に中等科も卒業されて他装も出来る方ですが、実際に反物から着物を仕立ててみたいということで、お勉強にいらしています。

初めて着物を縫われるので、着物のあちこちに隠された和裁の知恵に、

「へえー、こんな風になっているんですね」「和裁師さんてすごい!」と、毎回驚きの連続です。

取り組み中のこの浴衣を今年の夏に着るのはちょっと難しそうですが、

毎回たくさんのことびながら、楽しそうに縫い進めていらっしゃいます。

 

こんな感じで、それぞれの夏は動き出しているようですよ~。